Qt for iOS の紹介
Qt Blog に Qt for iOS Preview という記事が投稿されました。
Qt の iOS サポートは今春リリース予定の 5.1 でプレビュー的なものが提供され、今秋リリース予定の 5.2 で一応正式になる予定とのことです。
※去年末の Qt Developer Days での展示の様子(2:15 くらいから Qt for iOS のデモが見られます)
5.1 に含まれるプレビューの変更は、先週 dev ブランチにマージされており、ソースからビルドすることで試せる状態になっています。ビルドの仕方は 元の記事 の最後を参照してください。
現時点での制限など
- デプロイは Xcode を使用。Qt のプロジェクトファイル(.pro)から Xcode にエクスポートをして作業をする
- QPA 上で、ウィジェットおよび QML(1 と 2) が動く(予定)
- iOS 向けのスタイルは作れないかも。ネイティブのルック&フィールは Qt Quick 2.0 向けで提供?
- V8 が iOS 向けには使用できないので Qt Quick 2 が使えるようになるには時間がかかる
- 現時点で動いているもの
- ウィジェット
- GraphicsView
- Qt Quick 1
- OpenGL
- タッチ操作
- オリエンテーション切り替え