Raspbian 向けの Qt のビルドのバグが修正されました

半月ほど前に、【令和元年版】Raspberry Pi 3 で Qt 5 をビルドして動かす方法 という記事を書いた際に、Raspbian が提供するクロスコンパイラでは、Qt QML のビルドに問題がある ことを発見し、Raspberry Pi3: Current dev(5.14.0) build fails in QtDeclarative というバグレポートを記載しました。

バグレポには、「なんかこうやったら回避できたよ」と書いたくらいで、エラーメッセージとワークアラウンドがあれば困ってる人の役にたてるんじゃないかな?程度に思っていたのですが、これを直すモチベーションのある人の目に止まったようで、Make the default ctor of QVarLengthArray implicit というパッチで先ほど修正が完了しました。現在の dev ブランチでの修正のため、Qt 5.14 以降のリリースの一部となります。

レビュープロセスで、「これとこれを入れ替えたら直ったりしないかな?ちょっと試してみてよ」と言われたので、久しぶりにビルドをしてみたところ…

最新の開発ブランチでは、状況が悪化し、ビルドが通らないところがさらに2箇所増えていました。

一応報告はしたので、直したい人がいたらまた直してくれるでしょう。

ということで、Qt 関連のバグを見つけたら(すでに報告されていないかを確認した上で)レポートを書いておきましょう。

そういう一人一人のちょっとした好意の積み重ねによって、Qt は日々良くなっているんです。

オープンソースって素晴らしいですね!

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